"ざおうさま 手づくり ぬいぐるみ" が、新登場しました。
一つ一つと手づくりのために、表情も人それぞれ。
どれもかわいい " ざおうさま "。
じっくりお選びいただきまして、
お気に入りをお買い求めください。
販売価格/ 2,160円(税込)
毎年5月3~5日の3日間にわたり、
弥治郎こけしの産地でもある 宮城県白石市 にて開催される
「第59回 全日本こけしコンクール」。
蔵王町の 遠刈田伝統こけし工人 後継者育成事業(第1期)で修行された、
遠刈田系の 佐藤 早苗 工人(師匠:佐藤 勝洋 工人)が「河北新報社 賞」を受賞されました。
誠に おめでとうございます!
コンクール 期間中、受賞された 早苗 工人が製作した こけし も会場に展示されております。
また、招待工人として、同じく遠刈田 系の 日下 秀行 工人が「描彩」で参加いたします。
こけしコンクール、遠刈田温泉にある こけし館 へもぜひお越しくださいませ。
第59回 全日本こけしコンクール ―ほほえみの年輪をかさねて―
開催日/ 2017/ 5/ 3(水・祝)~ 5(金・祝)
時 間/ 9:00~17:00
場 所/ ホワイトキューブ White CUBE
〒989-0218 宮城県白石市鷹巣東2-1-1
http://alljapan-kokeshi.com/
こんにちは!
4月に入ってようやく日差しが暖かくなってきました、もうすぐ本格的な春ですね。
このブログはこけし館のスタッフがお送りしています。
こけし館周辺の季節の話題や、こけし工人研修生の学習の様子などをお知らせいたします。
こけしの原料になるミズキの木は春になると水を大量に吸い上げ扱いづらくなるので、
なるべく冬の間に伐採します。
そのためミズキの皮むき作業は冬から春のはじめによく行われる、
こけしの里の風物詩となっています。
トラックでどん!と運ばれてくるミズキの原木は、お料理に使う皮むき(ピーラー)を
大きくしたような器具を使って、一本一本手作業で皮をむきます。
皮をむいたミズキの材は縦横に組み上げ、乾燥させながら保存します。
組んでおいたミズキの材を必要に応じて製板し、
ロクロで削って、ようやくこけしの形になるというわけです。
ミズキの木は日本中の山野に自生していて、こけしの他にも下駄や器に加工されたり、
日本人には昔からなじみの深い木です。
小正月には冬枯れで赤くなったミズキの枝に団子を刺して五穀豊穣や家族の健康を祈願する習わしがあり、
そのため団子の木とも呼ばれます。
こけしに使われるミズキの木の花は小さな白い花が集まった質素な姿で、
歌に出てくる「うすべにいろの」ハナミズキはアメリカから園芸用に輸入されたアメリカヤマボウシのことです。
日本の山野には、十字手裏剣のような白い花をつけるヤマボウシや黄色い蝋梅のような花をつける
ヒュウガミズキなど、趣のあるミズキの仲間がいろいろ自生しています。
今こけし館にいらっしゃると、駐車場の隅に皮をむかれて積み上げられたミズキの原木を
ご覧いただけます。
見かけたら、これがあの可愛いこけしたちになるんだなあと、ちょっと想像してみて下さいね!