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かつて、古来の日本では麻・藁・藍は、どの地でも定着し、
服や、生活の道具、そして生活の彩へと変化していきました。
近代化の波によって、それらは工業化が推し進められ、
いずれの材料も日本国内で簡単に手にすることが難しくなってきました。
近年、ファストファッション が栄華を極める中、
もう一度、大自然の循環の中に回帰しようという動きが見直されています。
それは私たちの住む”里山の身の回りにあるもの”で創り上げること。
ここ、東北の地にそれらを実践し、生業としている職人たちがいます。
「里山のてしごと展」では、そうした大自然の中から生まれた、
スローでサスティナブルな作品の数々を展示しています。
ぜひ、手にとって頂き、作品の素晴らしさのみならず、生み出された過程、
ものがたり なども感じて頂ければと思います。
企画展の様子は、こんな感じ。
ぜひお越しいただき、お近くでご覧ください。
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<麻・藁・藍 合同ワークショップ 開催日程>
●期日/ 10月 9日(月・祝) 11月 4日(土)
●受付/ 10時~15時(最終受付)
<その他、ワークショップ(WS) 日程>
開催期間中に追加となる場合もありますので、こけし館までお問合せください。
● 9月 23日(土)
【麻糸刺子/組紐 ブレスレット WS】
・伝え手: 山本 京子/佐々木 真紀(麻糸績み技能者『よりひめ』)
・参加料: \2,000
●10月 8日(日)
【糸車体験 大麻 手績み/背守り 邪気よけの刺繍 WS】
・伝え手: 岩瀬 希望/こうのさちこ
・参加料: \1,500
※ 邪気よけの刺繍 WS ご参加希望の方は縫いたい服をご持参ください。
<出展者 ご紹介>
● 麻 作品 ・・・ 倭文の会 【福島県】
日本古来の大麻手績み糸・精麻使用の作品の展示・販売材料となる精麻は無毒大麻のトチギシロの籾皮を発酵させたもの。
糸の績み方は福島県の雪国で、大麻博物館の 高安 館長がおばあちゃんから習得した掌の中の技術を教えてもらった手仕事です。
糸績みの姿は、昔は当たり前に家の中にありました。
連絡先 奥野 昌美(美麻和*みゅまな) 090-2791-3546
https://www.facebook.com/miyumana.718.maa/
● 藁 作品 ・・・ 高橋 伸一 【山形県】
主宰 髙橋 伸一
1975年、山形県真室川町の稲作・畑作と畜産を営む農家の5代目として生まれる。
古来からの年中行事が息づく町の、3世代が同居する家で、豊かな自然を遊び場に、動植物も遊び仲間という環境で育つ。
高校卒業後、地元の町役場に就職。
地域活性化をめざす町のブランド化戦略に関わる中「ないものねだりから、あるもの探しへ」という地元学の考え方に触発され、
藁細工などの手仕事、伝承野菜、伝統行事など、町のユニークな〈宝〉の存在に気づき始める。
後継者不在により断絶の危機に瀕している、そうした地域の〈宝〉の継承こそ自分の使命とこころに決め、
2016年3月、20年以上勤めた町役場を退職し、工房ストローを立ち上げる。
藁細工の素晴らしさや楽しさ、また古きよき地域ならではの〈宝〉を多方面に情報発信し、その継承と発展をめざし、日々活動中。
工房 ストロー|手仕事と食べ物
http://kobo-straw.com/
https://www.facebook.com/kobostraw/
● 藍 作品 ・・・ 八巻 真由 【宮城県】
古来から「JAPAN BLUE」と呼ばれるほど、生活や文化に深く溶け込んでいた日本の藍。
衣服をまとうことに薬効を期待した時代、藍には解毒解熱、殺菌消毒・虫除け効果があると言われていました。
全ての衣服が手紡ぎの糸、手織りの布で1枚1枚丁寧に作られていた時代、藍で染めれば繊維が数倍強くなると言われていました。
しかし、古来の伝統技法は、高度な技術と手間を要することから、
日本の藍は化学技術の発展と共に、合成藍、インド藍、化学薬品を用いた簡素なものに急速に移行してきました。
藍染が、古くから親しまれていたその理由を忘れることなく
がらんの藍染はケミカルなものを一切使わない日本古来の伝統技法「天然灰汁発酵建て」にこだわり
ひとつひとつ素手で丹精込めて染め上げています。
藍本来の気持ち良さを、肌で感じてみてください。
染 師 八巻 繭
1992年、岡山県美星町で生まれる。同時期に父 秀夫が藍染を始める。
1995年、両親に連れられ宮城県丸森町に家族で移住。
18歳から父 秀夫の工房「野風」で藍染を手伝いを始める。
社会教育、復興支援、人材育成などの仕事を経て2016年「がらん」設立。
天然藍染 伽藍(がらん)
所在地 / 〒981-2116 宮城県伊具郡丸森町 字上滝東 26-1
営業時間/ 10:00-17:00/不定休 (お越しの際はご連絡ください。)
MAIL / aizome@garan.blue
電話番号/ 080-5227-1025
ウェブ / https://www.garan.blue/
https://www.facebook.com/garan.blue/
ーーー 基本情報 ーーーーーーーーーー .
里山の てしごと展
■ 期 間/ 2017年 9月 14日(木)~ 11月 30日(木) ※ 最終日は 15:00 まで。
■ 会 場/ みやぎ蔵王こけし館
TEL 0224-34-2385
開館時間 9:00~ 17:00(最終入館時間 16:30)
今年も2017年 9月 9日(土)~ 10日(日)、みやぎ蔵王こけし館 を会場にして、
" 第29回 全国伝統こけし ろくろまつり " が開催決定いたしました。
また、期間中に、今回、蔵王では今年初開催となる、
" 蔵王高原 クラフトフェア 2017 " (リンク先 参照)を開催いたします。
詳細については、決定次第、こちらに随時更新していきます。
まずは、一足お先に、東北各地のこけし産地からお呼びする、
招待工人をお知らせいたします。
津 軽 本間 直子 南 部 田山 和泉 木地山 北山 賢一
肘 折 鈴木 征一 蔵王高湯 田中 恵治 山 形 小林 清
土 湯 西山 敏彦 作 並 平賀 輝幸 鳴 子 早坂 利成
弥治郎 新山 実 遠刈田 佐藤 勝洋 (敬称略)
2017 年のポスターが完成しました。
" 第29回 全国伝統こけし ろくろまつり "
■ 期 日/ 2017年 9月 9日(土)~ 10日(日)
■ 場 所/ みやぎ蔵王こけし館
この秋、こけし館で開催されるイベントのご紹介です。
9月9日(土)と10日(日)の両日、遠刈田温泉にある みやぎ蔵王こけし館 にて、
" 蔵王高原 クラフトフェア 2017 " が開催されます。
今回、蔵王では、今年初開催となる クラフトフェア です。
期間中、会場となる こけし館 では、 " 全国伝統こけしろくろまつり "(リンク先 参照) も開催しています。
● フード&カフェにぴったりな音楽やパフォーマンス「イベントステージ」。
● 参加職人による「ものづくり体験&ワークショップ」。
ピアス・イヤリング 彩色 ワークショップ
キャンドル・消しゴム はんこ ワークショップ
木工体験
● 子供 さんにも大人気!「キッズエリア」。
9/ 9 「金属コマを作ってみよう!」
9/10 「ふれあい動物園」
● 全国から集うプロ職人による作品を展示販売する「クラフトフェア」。
● ちょっと一息つきたい時におしゃれなカフェやリラクゼーションスペース「フード&カフェ」エリア。
盛りだくさんの内容で開催いたします。
ぜひ蔵王へお越しください!!
基本情報 ----------
" 蔵王高原 クラフトフェア 2017 "
(" 全国伝統こけしろくろまつり " 同時開催)
■ 日時/ 2017年 9月 9日(土) 10時~ 16時
10日(日) 10時~ 15時
■ 場所/ みやぎ蔵王こけし館前広場 特設会場 駐車場有
主催: 蔵王高原 クラフト市 実行委員会
共催: (一社)蔵王町観光物産協会
後援: 蔵王町
お問合わせ ----------
みやぎ蔵王こけし館
TEL 0224-34-2385
MAIL zao.craft.fair★gmail.com ※ 送信の際に、★→@へ変更ください。
Facebook 蔵王高原 クラフトフェア
https://www.facebook.com/zaohub/